心のリトリートをしてみて(M様感想)

リトリート香川旅を受けて

今回、ネット上での誹謗中傷を受け、活動していたことが全てストップしてしまいました。これからどうしたらよいのかもわからず、モチベーションも下がってしまって何も手につかない状態が数週間続いていました。そんな時にゆきこさんのリトリートを受けることを決断しました。

1日目:

鳴門の渦潮を見に行った時のこと

私が抱えていた負の感情が渦に吸い取られていく感じで、見ていると勝手に涙が流れてきました。その日は満潮?で渦の迫力もすごく、今まで我慢していてやっていた自分の気持ちではないものがどれだけ自分にストレスを与えていたのか、がその時に理解できました。それを手放すことができたように思います。

その後、井筒屋敷で和三盆体験、雲一つない開放感のあるお屋敷で心が穏やかになった後に、和三盆を無心で作る。簡単な作業ですが、何かを自分で作ってみること、何もかも忘れて楽しみました。出来立ての和三盆は優しい味で水分を多く含んでいるので本当においしかった。

その後はイルカのトレーニング体験を。イルカさんがとても優しい目で従順に私の合図に答えてくれました。体験が終わった後もイルカさんはなんだか元気づけてくれているような気持ちになりました。

2日目:怖いつり橋と川の音

2時間以上かけて連れて行ってもらった橋。高所恐怖症だったが、何かを乗り越えたい時には大切なことだと思い、絶対やらない体験だったが、渡ってみた。。。絶対に落ちないと言われても怖いものは怖い。少しずつ少しずつ冷や汗を掻きながら渡り切った後、私は自分がぶち当たった困難を乗り越えたような気持になった。きっと、怖い、無理、と思っていたことも挑戦することには意味があること、こういう怖いとか不安な気持ちを乗り切った先には達成感もあるし、気持ちが楽になる。きっとどんなことにも困難は訪れるが、挑戦しないことはきっと後悔に繋がる。そして、これは誰のせいでもない、自分が向き合って乗り越えること。このつり橋を渡るということは人生を意味しているのかもしれない、と思った。

その後、橋の下の川をぼーーーーーーーっと眺めた。川の音にはすごい力があり、また色々悩んでいることが流れている感覚になった。あと、この川の流れはこれから先どうやって生きて行けばいいのかのヒントになったように思う。嫌だったこと、人のせいにしていたことが、何となく違うように思えてきた。でもまだ答えは出ていない。

3日目:善通寺

最後のリトリートで段々自分の物事の捉え方、考え方、今まで足枷になっていたことが見えてきたがまだ答えはわからない。

何がいけなかったのか、どう考え、どう行動したらよかったのか、なぜこの問題がこの時に起こったのか。ゆきこさんに問われるとまだわからない。自分のことを考えること、いままで制限してきていた私の感情を解放すことは正直今までやってこなかったことだった、ことをこの3日間で気付かせてくれる旅だったことが分かった。

善通寺ではエネルギーの強い社にであい、エネルギーが戻ってきたように思えた。そして自分が産道を歩きながら生まれる時、一人だと思っていたことが、一人じゃなかったこと。うまく行かない時に、自己犠牲を払うことがよいこと、と思っていたことがそうではなかったこと、人に頼らずに責任を背負ってしまったこと。これを気づかせることだったのだ、とやっと理解できた。それを私は人のせいにして被害者ぶっていたが、やってきていた私の決断の仕方を変えなければいけない、と気付いた。

最後にアロマでヘッドマッサージをしていただいたのが、私の中ですべてが整った。やっと血が通い始めた。

今回の旅を終えて、私はきっと難しく考えていて、自然体ではなかった。責任感を全部背負えば何事も解決する、というのは間違いで、ただのエゴだった。それは依存によるものだということもわかった。困った時はいつも誰かが手を差し伸べてくれたことに感謝したい。わたしは一人で生きているわけではないから、困った時には人に助けを求めるということも大切だということも今回分かったこと。私が不満を感じる時は、相手にもその感情が生まれている。それはお互いにとっても良くないこと。

リトリートの旅行を通じて内観療法をしてもらえなかったら、とても生きにくくて、ネガティブな感情や、人への不満で自分の問題に目を向けないということで過ごすことになっただろう。

今回、私の落ち込みに手を差し伸べてくれたゆきこさん、あと私に寄り添ってくれたタイガくん、天国にいるももちゃん、私が心を打ち明けることができた友人に感謝の気持ちがいっぱいです。

ありがとうございました。

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